診療内容
コンタクトレンズ
Contact lens
近年は使い捨てのコンタクトレンズが主流
近年は使い捨てのソフトコンタクトレンズが主流になってきており、コンタクトレンズ使用者の90%以上がソフトコンタクトレンズ、さらにその中でも使い捨てレンズ使用者が90%以上を占めています。遠近両用のコンタクトレンズもあり、ハードとソフト両方あります。
初めてのコンタクトレンズを購入するまでの流れ
所要時間はおおむね2時間程度みてください。しかし、個人差と当日の混み方により異なります。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。処方箋だけの発行は致しません。
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STEP 01
視力検査
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STEP 02
希望するコンタクトレンズの相談
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STEP 03
診察
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STEP 04
希望のトライアルレンズの装用とフィッテイングの確認
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STEP 05
レンズの度数の決定
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STEP 06
装用練習
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STEP 07
取り扱い説明・そのほか購入に関する説明
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STEP 08
お会計(レンズ代のみクレジット支払い可能、検査・診察代は現金)
コンタクトレンズ購入が初めての方はご留意ください
コンタクトレンズが初めての方はお時間がかかります。午前中は11時まで、午後は4時までにご来院をお願い致します。
初めてコンタクトレンズを作る際、当日に希望したレンズを購入できない場合があります。そのことについてご説明させていただきます。
1. コンタクトレンズの着脱を一人でできない場合
コンタクトレンズの着脱は初めての方にとっては慣れるまで時間がかかります。
当院では職員がお手本を示し、着脱のアドバイスをしますが、最終的に一人で着脱ができない方には当日販売致しません。30分程度練習してもできない場合は、後日に改めて装用練習の日を設定致します。
2. 希望したレンズの在庫が当院にない場合
コンタクトレンズは現在大変多種多様なレンズが販売されており、さらに一人ひとりのパワーが異なるために、その全部を在庫として用意しておりません。 在庫になかった場合は、メーカーから直送で自宅へお届けするか、後日都合の良い日に当院に取りに来ていただきます。(当日はトライアルレンズをお渡しします。)
3. トライアル期間
当日購入できたとしても、新しいコンタクトレンズを初めて使用する場合は、トライアル期間が必要です。快適かつ適切な視力補正が得られるためにも一週間程度のトライアルレンズを使用し、生活をしてみてください。快適さ、適正さに欠けるようでしたら交換が必要な場合もあります。交換は購入時の未開封のレンズと領収書(クレジット支払いの場合は、「お客様控え」をお持ちになり、できるだけ早く交換においでください。交換可能期間は2か月以内とさせていただきます。
上記を考慮し、入学式や卒業式など、特別ないイベントに向けてコンタクトレンズを使用する場合は、十分に日程や時間に余裕をもっておいでください。特に入学式や卒業式などの集中的な行事がある月には、大変混み合います。装用練習の患者様が重なると、他の患者様とのスケジュール調整が必要になりますので、必ず予約をしてください。
初めての方は、午前中は11時まで、午後は4時までの予約となります。
コンタクトレンズの返品交換
返品交換は、購入後2ヶ月以内にお願い致します
1.購入したコンタクトレンズ(未開封)
2.その時の領収書またはカード決済時のお客様控えとそのクレジットカード
以上、2点がないと返品交換には応じかねますので ご了承ください。
コンタクトレンズの事前注文
LINEは当日中にチェックして、返信します。
2~3日内に返信がない場合には、お手数ですが、お電話をお願いいたします。
※コンタクトレンズ販売のみクレジットカードのご利用が可能です。(VISA、JCB、Master、アメリカンエクスプレス)
コンタクトレンズについての
よくある質問
- コンタクトレンズの処方箋だけ出してもらえませんか?
- 当院ではコンタクトレンズの処方箋は発行しておりません。
コンタクトレンズは、直接眼にレンズを入れるもので、高度管理医療機器として取り扱われます。安全性の確保のために、直接管理したものを責任もって交付(販売)させていただきます。 - コンタクトレンズの定期検診は、必要ですか?
- ご自身では気づかないうちにコンタクトレンズに傷が付いていたり、眼障害が進行していたりすることがあります。そのため、自覚症状が無くても定期的にコンタクトレンズと眼の状態をチェックをしましょう。
自覚症状がなくとも、定期検査の診察によって、緑内障や、脳の疾患が発見されることもあります。特に、緑内障発症のリスクが高まる40歳以上の方は、やはり定期的に検診を受けることをお勧めいたします。
取扱いメーカー
眼鏡処方
Glasses prescription
コンタクトレンズ使用者でも必ず眼鏡は必要です
最も簡便に屈折異常を矯正出来るのが眼鏡です。私たちの目は年齢と共に屈折が変化します。40歳を過ぎると老眼が出て来ます。その他白内障や緑内障になったりすると眼鏡をかけても視力が出にくくなったりします。このため年齢に応じて眼鏡は作り替える必要があります。また斜視等あればプリズム眼鏡等特殊な眼鏡が必要なることもあります。
にいつ眼科では年齢や目の状態に合わせた眼鏡合わせも行いますのでお気軽にご相談ください。
1. 眼鏡の度数を合わせる時のポイントは?
眼鏡の度数を合わせる際には、専門の眼科医による正確な視力検査が必要です。
視力検査:近視、遠視、乱視などの度数を測定します。
瞳孔のサイズ: 瞳孔のサイズも眼鏡の度数を決定する際に考慮されます。瞳孔の大きさによって、適切な光が網膜に届くようにレンズの度数が調整されます。
屈折異常の補正: 視力検査の結果、近視、遠視、乱視などの屈折異常が見つかれば、それに合わせた眼鏡の度数が選ばれます。近視の場合はマイナス(-)の度数が、遠視の場合はプラス(+)の度数が使われます。
裸眼視力と補正視力の調整: 視力検査では裸眼の視力と、眼鏡をかけた際の視力が確認されます。この際、患者の違和感や快適な視界を考慮して、最適な度数を見つけます。
追加の補正(読書用やコンピュータ用): 患者様の生活、特定の活動(読書、コンピュータ作業など)に適した追加の補正が必要な場合、それに合った度数が設定致します。
2. だいたいの眼鏡合わせの所要時間は?
視力検査をしつつ、職員と患者様のコミュニケーションによりできるだけ患者様のニーズに合わせた眼鏡を作っていきます。患者様の年齢、眼の状況、生活状況や生活環境、お仕事などをお聞きしながら度数を合わせていきます。また、ある程度度数等決まりましたら、
しばらく院内で矯正した眼鏡で過ごしていただき、処方箋を交付致します。人によって異なりますが、眼鏡の装用テスト終了まで最低30分以上かかります。お時間に余裕をもっておいでください。
3. お子さんの場合は?
子どもさんは自分で言葉にすることが難しいことや、ご機嫌などもありますので、当日のうちに眼鏡の処方箋が出るとは限りません。また場合によっては点眼をして後日視機能を調べることもあります。その場合はさらに1週間の猶予期間を頂き再検査をいたします。
9歳未満のお子さまで小児弱視、斜視、先天性白内障術後の屈折矯正の治療用眼鏡及びコンタクトレンズが必要と認められた場合、小児の治療用眼鏡等の療育費が公費で支給となります。一般的な手続きとして、医師の指示書や眼鏡店の見積書など準備する必要があります。詳しくは職員に確認してください。
4. 遮光眼鏡とは?
遮光眼鏡(しゃこうがんきょう)は、光を遮断し、眼を保護するために設計された眼鏡です。これらの眼鏡は、様々な目の問題や特定の状況に対処するために使用されます。
【紫外線遮断】
遮光眼鏡は、紫外線や強い光を遮断するために設計されています。これにより、眼を紫外線から守り、眩しさを軽減することができます。紫外線は眼に害を及ぼしますので、できるだけ紫外線防止は有用です。
【眩しさやまぶしさ対策】
遮光眼鏡は、強い陽光やまぶしい光源が原因で眩しさを感じる場合に使用されます。白内障によるまぶしさ、白内障術後の目の保護、網膜色素変性症・緑内障・加齢黄斑変性症による視野狭窄、その他、車の運転や雪山でのスポーツなどの光の強い環境でも有用です。健眼者でもまぶしさで霧がかかったような状態を和らげて、コントラストを強調することで目の疲れを軽減することもできます。
当院でも、試行用の遮光カラーレンズがあり、患者様の訴えにより必要に応じてお試しいただいております。個々のニーズや眼の状態に合わせて処方箋を交付致します。
また、眼鏡や遮光眼鏡が治療上必要な場合、身体障害者(視覚障害)手帳を取得している人、難病の指定を受けている人は、市町村の補装具として市町村に補助金申請をすることができます。職員にご確認ください。
眼鏡店で眼鏡を選ぶ際のポイントは?
見た目だけでなく、視力補正や快適な使用にも配慮することが重要です。フレームの選定、レンズの素材やコーティング(反射軽減や紫外線保護)、使用に応じた素材(ブルーカットや耐衝撃性のあるフレームなど)などご自分の生活に合わせて眼鏡を作成しましょう。
そのためしっかりと試着と調整をしてもらいましょう。ポイントを考慮することで、視力補正だけでなく、スタイルや快適性も含めて最適な眼鏡を見つけることができます。
眼鏡について
よくある質問
- メガネの処方箋はメガネ屋さんで直接作るのと何が違うのですか?眼科でメガネ処方をしてもらうメリットを教えてください。
- 当院では、メガネ処方を作成するときに、国家資格を有している検査職員が矯正視力を図ります。メガネ店では、「視力が出ない」と言われた方でも、正確に計測することができます。
単にメガネ合わせだけでなく、眼の機能全体の診察ができることが患者様にとって眼科で処方箋を作成する大きなメリットであり、我々眼科医の役割だと考えております。